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半田まち歩き その2 [まち歩き]

今回は最後に訪れたミツカンミュージアムのご紹介です。
前回の小栗家住宅を後に歩いて行くと
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黒塀のミツカンミュージアムが姿を現します。

裏の入口に回ります。
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オシャレな蔵の玄関です。
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15時半の見学予約を済ませ、集合時間まで周辺を歩いてみることにしました。
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ミュージアムの奥は半田運河で、運河沿いには黒塀にミツカンの白いロゴの醸造蔵が立ち並び、江戸時代風の美しい景観を見ることができます。
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この運河は、昭和18年公開の黒沢明監督の「姿三四郎」のロケ地にも使われたそうです。

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ミュージアムに戻り、入門証の札をぶら下げて見学開始。
美しい女性から酢造りの歴史を学びます。
「時の蔵」というゾーンに入ると、長さ20mの実物大の船、弁才船(べざいせん)が展示されていました。
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後方から撮影したのでわかりにくいかもしれませんが・・・・

造り酒屋だったミツカンの初代中埜又左衛門は1804年分家独立して創業。
酒粕を利用した粕酢造りに挑んだそうです。
高価な米酢を粕酢にすることができたら、江戸ではもっとおいしく手軽な寿司が造れるはずだと江戸へと売り込みを開始したそうです。
つまり、展示されている弁才船で半田から江戸まで酢を運んだということです。
スゴイ挑戦です!

ということで、この船に乗ることになりました。
女性について行き、2階の扉から入ると、この弁才船の甲板の前に出てきます。
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船の甲板から大型映像で、半田から江戸に至るまでのお酢を運ぶ航海を体験しました。
途中の太平洋の嵐の映像では、実際にとても強い風が吹いてきました。
こんなにも大変な思いをしてまで・・・昔の人は・・・と胸が熱くなりました。
江戸前寿司にミツカン酢は欠かせないものとなったんですね。

また、「風の回廊」ゾーンでは、半田の情景や人々の息吹を、当時の懐かしい写真や音の演出から感じることが出来るようになっています。
こちらは半田の山車31台分の法被をモチーフにしたのれんです。
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最後はミニシアターで食と命のつながりに関した映像を鑑賞し、90分の見学を終了しました。
見学の後、美しい中庭を見ながら
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用意していただいた2種類の飲むお酢を試飲しました。
お酢のお土産はありませんでした。300円だからまぁ、当然かな?

最後に、ミツカンのロゴですが、4代目中埜又左衛門家の家紋の丸の中の漢数字の「三」を使い、その下に〇を付けたということで、「天下一円にあまねし(=世間に広まる)」という易学上の理念を表しているそうです。

半田まち散歩を終了し、再び知多半田駅に戻りました。
駅前には、かわいい郵便ポストが。
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ここ半田は、童話作家、新美南吉のふるさとでもあるのです。
「ごんぎつね」の作者だけにかわいい子ぎつねのポストです。
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新美南吉記念館や生家などの見学もでき、南吉がよく散歩したという近くを流れる矢勝川の堤には、秋になると、東西約1.5kmにわたって300万本の彼岸花が咲きます。
また、今年の10月には、5年に1度の「はんだ山車まつり」も開催されるということです。
秋の半田散策も魅力いっぱいのようです。

自由気ままな1泊2日の旅の終了です。岐阜で食べることができなかった飛騨牛の駅弁名古屋駅で購入し、新幹線で新横浜に戻りました。

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半田まち歩き その1 [まち歩き]

今回は5月30日(月)に訪れた愛知県半田市の記事です。
名古屋駅から名鉄線に乗ること30分で「知多半田駅」に到着します。
駅からおよそ20分、最初の目的地は半田赤レンガ建物です。
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明治31年にカブトビールの製造工場として誕生した建物で、設計者は、横浜の赤レンガ倉庫や神奈川県立歴史博物館を設計した妻木頼黄氏だそうです。
建物の裏側はこんな感じです。
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建物内には常設展示室があります。
当時はこんなに大きなビール工場だったようです。
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明治22年、ミツカングループ4代目の中埜又坐衛門氏の甥にあたる敷島製パン創業者の盛田善平氏を中心に丸三麦酒株式社がスタートしたそうです。ブランド名は「カブトビール」です。
東京エビス、横浜のキリン、大阪のアサヒ、サッポロ4社に対抗したわけです。
1900年のパリ博で金賞を受賞したカブトビールは、昭和18年まで製造されていたそうです。

建物内には展示室のほか、売店
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カフェブリックがあり、復刻版カブトビールをいただくことができます。
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向かって左が、明治時代のカブトビールです。
重厚感のあるきれいな琥珀色で、ほんのりとした甘みが感じられました。
とても美味しいビールです。
そして、右側の明るいブラウンカラーが大正時代のカブトビールです。
ホップの苦みがしっかりしていて、存在感のあるビールでした。
いずれも一杯600円です。

美味しいビールを味わい、とてもいい気分になったところで、建物を後に、紺屋海道を歩いて行きました。
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江戸時代、多くの人が行きかう賑やかな通りで染物屋さんがあったそうです。
こちらは、煎餅やさん。
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お昼は、「はんだ醸(かも)すごはん」コレクションに登録されているお店の中から、紺屋海道沿いにある「うさぎ屋」さんでいただくことに。
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いい雰囲気の店構えです。お部屋の中は和室のテーブル席でした。

「はんだ醸(かも)すごはん」とは、
1.伝統ある知多半島の醸造品(調味料)を使って調理されている
2.食材豊かな知多半島の農産物や海産物を使って美味しく仕上げている
なので、うさぎ屋さんも、1と2をクリアしている料理を出しているようです。

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どれもお上品な一口サイズですが、木箱に入ったお料理のほかに、お刺身に天ぷら5品(1品ずつ揚げては運んで来てくれます)そして、巻きずしが付いていました。
美味しくいただいていると、食後に
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抹茶アイスの乗ったあんみつとコーヒーが運ばれました。
これで2500円です。安くて美味しいお昼がいただけました。

昼食の後は、紺屋海道をさらに進んでいきます。
國盛(日本酒の名前)の工場が見え、
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工場となりの「國盛 酒の文化館」に到着します。うさぎ屋さんへ寄り道せずに歩くと、先程のレンガ建物から約15分程の場所にあり、入場無料です。
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江戸時代からの酒造りの道具や資料を見学し、利き酒タイムを楽しみました。

酒の文化館を出るとすぐに、明治初期に建てられた豪商邸宅の小栗家住宅の前を通ります。
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国の登録有形文化財に指定されています。
俳優の小栗旬さんのお父さんの実家が半田だそうですが、関係あるのかないのか・・・・???
な~んて考えながら、ミツカンミュージアム(MIM)へと進みました。

次回はミツカンミュージアムの記事をアップしたいと思います。

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